ちょっとしゃれた建物の共同浴場です。 「融雪用の地下水を掘ったところ思いがけず湯脈を当ててしまった。………下郷町の名前から取ってつけたのが由来です。」とパンフレットに書いてある。 しもごうまち から 郷 を付けたが さとの湯 と読ませる。 駐車場に降りると 郷の湯 と掲げた大きな建物が道側に、同じ名称の小振りの建物が奥にあります。 小振りの建物は昔工事用の小屋を利用して近所の人のために入浴してもらっていた建物だが、人が増えたため今の大きな建物に建て替えた、とのこと(パンフより)。つまり、昔使っていた浴場施設なんだな。 受付の女性に聞いてみたら、こちらの建物に移ったのは15年ほど前らしい。 入り口に入ると目の前が休憩室。右側靴箱の横にある券売機で購入した入浴券を受付に出し、脱衣所へ。 入り口手前にロッカー(100円)、小型の無料貴重品ロッカー30。 脱衣所。 6畳強くらいか。壁に脱衣棚が有り、脱衣かご26個が並ぶ。上部が透明ガラスの窓になっていて近くの木々・住宅が目に入ってくる。これは浴場も一緒。シンプルな脱衣所です。 浴場。 大きな浴槽が1つ。源泉かけ流し。外に向かった素通しガラス窓の下にカランが並ぶ。湯温は40度くらいか。 奥の扉を開け露天に出ると、広さは10畳位。屋根の下に小さめの浴槽。湯温は内湯とほぼ同じかな。残念ながら大和塀に囲まれて外を見渡すことはできない。壁の前には数本の木を植えてあるだけ。植栽部分には屋根が無く、とりあえず開放感あり。 内湯に浸かって窓の外を眺めていました。温泉のにおいはしなかったけれど、長めに浸かっていられる湯温の中でじっくり温まりました。お湯はサラサラとしています。 タイルの床はぬめることもなく、各所清掃が行き届いていてきもちが良い。 尚、シャンプー・ソープは用意されていません。持参の必要あり、です。 入浴後、休憩所にあるテーブルでのんびり連れ合いを待ちました。ロッカーの前には電動マッサージチェアが2台。飲み物の販売機があります。何も敷いてないフローリングの床が床暖房だったかどうかは確認し忘れましたが、夏だったら間違いなくきもちいい床になると思います。 近隣の住民の日常に溶け込んでいる共同浴場と思います。(№328 入浴日20201030)
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投稿日:2020/11/04(水)
利用時期:2020年 10月~12月
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