道から古風なわらぶき屋根が見えた。かぶと造り という。 駐車場は道の両側にあります。片方は3台、もう片方は11台駐車可能。広いほうの駐車場の隣に公衆トイレあり。道行く車・バイクが入れ替わり立ち替わり利用しています。
入り口は道路から階段を降りたところ。 玄関に入り、右の靴箱に靴を入れ、受付で入浴料を払う。 「脱衣所に鍵のかかるロッカーが無いので、貴重品があればお預かりしますが。」と丁寧に声をかけてくれた受付のお兄さん。誰かに似ている。思い出せない………。
廊下からさらに階段を下がり、脱衣所へ。階段の途中に2カ所扉があり、母屋と浴場が別の棟になっていることがわかる。
脱衣所。6畳弱の広さ 窓の向こうは山肌。間には渓流。流れの音だけが聞こえて来る。 貴重品入れも、もちろんロッカーも無く、プラスチックの脱衣かご6つ、竹で編んだ脱衣かご3つ。化粧台が2つ。片方はカラン1、もう片方にはカラン2とドライヤー1個。
浴室。湯船が一つ。カラン5か所。いたってシンプル。東と南の2方向がガラス窓になっていて、外を見渡せる。(写真) 南には山肌が迫り、木々の一部が黄色く色づき始めていた。もう少したてば紅葉も見事だろうと思う。網戸を開け、窓から顔を出せば渓流の流れを眺めることも可。 陽の光が東南から差し込んで浴槽の底まで明るくしていた。 浴槽の隅の木の枠から温泉がサラサラと流れ出している。お湯はぬるめ。じっくり入れるお湯です。 脱衣所の温泉分析表に 澄明・無味・微硫化硫黄臭 と記載されていたけれど臭いはほとんど無かったですね。
浸かっていたら、受付のお兄さんが誰に似ていたかを突然思い出した。朝のテレビ・モーニングショーの羽鳥慎一に顔は少し、雰囲気はたくさん、似ていたのです。 ぬるいので長い時間浸かっていることが可能。渓流のせせらぎを十分堪能しました。 なお、カランの上には、秘湯シャンプー・秘湯リンス・秘湯ソープと書かれた秘湯シリーズ?のボトルが置いてありました。いい匂い、しました。
入浴後、受付横の広間で一息付けます。6畳間と8畳間の仕切りのふすまがはずしてあり、大きな木のテーブルが2つ置いてありました。 のんびりと壁に掛けてある展示物を見せていただきました。(№167入浴日20181022)
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投稿日:2018/10/31(水)
利用時期:2018年 10月~12月
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