令和最初の日帰り温泉、と張り切って出かけたのですが………。 たどり着くまでけっこうな長い距離を車で走りました。 入り口に 秘湯会の宿 と木の板に書いて掲げてありました。 場所的には確かに秘湯、かもしれませんが………
八ヶ岳の登山口に位置する宿で温泉を一般に開放しています。 ちょっと驚いたのは、宿の前がバス停。時刻表を見ると、一日に何便か運航している。 帰り際にちょうど停まっていたバスを見ましたが、マイクロバスではなくごく普通のバスでした。 尚、自家用車で来たお客さん用に、建物の前の駐車場には4台留められるようになっています。 受付で入浴料を払い、廊下の一番奥まで歩く。廊下にある宿泊客用の洗面台にずらりと水道蛇口が並び、その向かいが脱衣所入り口。
脱衣所。壁に大きな脱衣棚が12か所。木でできた長椅子と丸い椅子が1つずつ。棚の隣の壁に大きな鏡。鍵のかかるロッカーや化粧台・洗面台、もちろんドライヤーも無し。 浴室。曇りガラスの窓の外は隣の宿の母屋。そのためちょっと暗いかな。 銭湯によくあるプッシュ式カラン3か所。化粧用小型の鏡がカランの上の台に置かれている。大きな浴槽が1つ(写真)。床にはあちこちぬめりあり。
かなりぬるい。岩壁の一部からむき出しのバルブが突き出ていて、ちょろちょろと音を出して流れ込んできている。熱さは?と思い手を出してみたら水だった。 お湯はその奥の岩の間から流れ込んできている。それ自体は結構な熱さなんだけれどね。 湯舟の湯が灰色に濁っている。宿泊客が入った後なんだろう、髪の毛があちこちにフワフワ泳いでいるし、お湯がよどんでいる感じがした。……常時オーバーフローさせてなくてはまずいでしょ。 お湯からは鉄の臭いと温泉の硫黄の臭いが漂う。 温泉に入っている感じは確かにするけれど、この湯舟の湯では疲れは取れないなぁ。
秘湯と言えば確かに秘湯なんでしょうけどね。………でも、この温泉を目的にして入りに行くのではなく、登山の帰りの客が山道でかいた汗を流していくための温泉と思います。 入浴後、受付前の休憩室でPC打ちました。洋室なので床に座って打つことができずちょっと残念でした。(№240入浴日令和元年5月2日)
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投稿日:2019/05/02(木)
利用時期:2019年 4月~6月
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