ずいぶんな山の中。宿泊施設の温泉を一般に開放しているんですね。 山道を走り、そろそろかな?と思った時、向こうの山を見上げてみたら忽然と姿を現していました。 建物前が駐車場。 靴をスリッパに履き替えて受付前に行くと、すぐ右に大きなクマのはく製。今年は熊出没の当たり年でしたね。こんなのが生きたまま目の前を歩いてきたら、そりぁビックリしますよ。 浴場は階下。下界を見下ろす眺めの良い脱衣所と浴室。 脱衣所には鍵付きロッカー(100円返却式)と脱衣籠が入った脱衣棚。 化粧台にカラン3ヶ所、ドライヤー2つ。 壁に「浴槽の変色は、鉱泉の成分(泉質)によるものです。」と記載があった。なんか、たくさん変色しているほうが御利益がある気がしてきました。 浴室。カラン6ヶ所。 コロナ禍のため、サウナは当面休止。サウナが好きなビーチは残念でした。 浴槽が2つ(写真)。1つは水風呂なので水を完全に抜いてありました。 湯はやや熱め。42度くらいか。肩まで浸かっていてもガラス窓が低い位置まであるため遠景の眺望可能。ここ、気に入りました。四季それぞれの景色を楽しめそうです。 脱衣所の張り紙には「昔この地においてけがをした鷹が羽を休めて鉱泉につかって治療していた、ということから鷹羽(たかば)鉱泉の名前が付けられた。 この鉱泉を有効に活用して鷹羽温泉郷を形成しているのが宇津俣温泉です」、 と書いてある。 単純硫黄冷鉱泉とのことなので、湯をかいでみたがにおいはしなかったな。 景色を眺めながら浸かっていると退屈しません。 入浴後、少し離れたところの広い和室でのんびりできます(28畳)。 また他に、受付のあるロビーの一角にテーブル2つと椅子がセットになっています。その前にはコンビニにあるようなコーヒーメーカーが置いてあります。受付に100円払って紙コップを受け取り、煎れたコーヒーをいただきながらレポ打ちました。 市街地からはかなり離れていて、道もところどころ狭いので来るのは大変かもしれません。が、遠望を眺めつつ何も考えない時間を過ごす(ビーチは好きなので)にはけっこうな秘所、と思いますけれど。(No.323入浴日20201024)
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投稿日:2020/10/24(土)
利用時期:2020年 10月~12月
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