現在コロナ禍のため日帰り温泉は休止中。再開日は未定と。
宿泊し、日帰り温泉としても開放している「元禄の湯」に入ってみた。 入り口の右に飲泉場(写真)。コップが無い。手で触ってみたら熱くてとても手ですくえない。コップの持参必要です。ちょっと口に入れてみたが独特の味(まずくはなかった)。下痢のときには熱いまま、便秘のときには冷やして飲用するよう記載があった。 奥に行くと鍵付きロッカー有り。普通のロッカー (100円) 20、ビーチが2人は入れそうな大型ロッカー(100円玉×5個)4つ。…こんなでっかいロッカー、初めて見ました。 さて、のれんをくぐると靴箱。その横の扉を開くといきなり浴場。手前が脱衣場所になっている。 脱衣かご18個、洗面2カ所、ドライヤー無し。鏡も無し。木の2人用長椅子が1脚。 脱衣場と浴場の明確な仕切りが無い。実にシンプルな浴場だ。
床に浴槽5つ並んでいる。1つが3畳位、あとは全部2畳くらいの大きさ。湯温は全部同じ、熱め。42度くらいか。鉄錆の臭いが強く、温泉臭は無し。 お湯は底の穴から噴き出してきている。各浴槽の縁に温泉用?のカランがついているが、思いっきり緑青が付いていてひねっても何も出てこない。飾りと化しているな。でも泉質はとても良いと思います。体の芯から温まりました。
壁の1部に2カ所のサウナ。1人用、電灯無し。引き戸を閉めると中は真っ暗。中には石膏プレートでできているリクライニングチェア?が1脚。 入って座ってみるも、半ミストサウナみたいな上に壁・天井の経年劣化が目立ち落ち着いて入っていられない。早々に出てきた。 体を洗うためのカランが無い、と思ってよく見たら、一番奥に壁が一部へこんでいて洗い場(1人用)になっている。上部に「場浴水」と古いプレートが付いている。(右から左に読む) ま、大正後期のニオイがプンプンする施設です。 歴史のある建物の一部として建てられた温泉施設。入浴して湯に浸かり、大正時代に思いを馳せるのがこちらの正しい入浴マナーと思いましたね。 (なお、宿泊者用には近代的な温泉施設も別棟にありました。)
また、別に日帰り来訪者用も入れる岩風呂が廊下を伝った別棟にあります。 こちらは時間によって混浴・男湯・女湯と変わります。日中は基本混浴です。(No.316入浴日20201004)
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投稿日:2020/10/04(日)
利用時期:2020年 10月~12月
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