ここ、秘湯です。 建物が地元の公民館に接して建ててある。隣は市の公民館。駐車場は建物の前。そこに児童公園にあるような子供用のブランコも設置されていた。
入り口扉を開けると10畳くらいの板の間。すぐ左が受け付け。なんと受付台の下が靴箱。その隣にこたつがあり、受付のおばさんと入浴客のおばあさんがお茶を飲みカボチャをほおばりながら楽しそうに世間話をしてる。 うーん………アットホーム。
部屋の隅に鍵のかかる(100円リターン式)ロッカー。横にサービスの冷たい麦茶。壁側に長テーブルと長椅子。 窓から外を見ると空が見えないほどの杉林。
壁に掛かったのれんをくぐって脱衣所へ。化粧台にカラン2ヶ所、ドライヤー1個。鏡がきれいに磨かれていた。 衣服は脱衣棚(8ヶ所・籠無し)に入れる。
浴室に入ったとたん鉄の臭いがした。 浴槽は1つ。湯は茶色、やや熱め。浴槽に注がれる源泉はほぼ透明なんだけれどな。女湯との境の壁は2m位の高さでその上は何も無し。 上を見上げると天井の屋根を支える柱がざっくりとのぞいている。温泉が浴槽に注がれる音が響く……。
外へ面したガラスは素通しだけどはめ殺しになっていて開ける事は出来ない。残念。(写真) 浴室の窓から見えるのは緑の山肌だけ。 でも脱衣所の窓から下を見ると渓流になっていることがわかる。
カラン3ヶ所、プラの椅子6脚、洗い桶4つ。 茶色のお湯に浸かるとやっぱり鉄の臭いが強い。掃除が行き届いているのだろう、床にぬめったところが無い。 どっぷり浸かると まさしく温泉だ という気分になり、満足! ゆっくり浸かり、じっくり温まりました。
入浴後、長テーブルでレポートを作成していますが、受付のおばさん、やってくる入浴客にカボチャ、キュウリをさかんに勧めています。ビーチもカボチャとお茶を勧められました。せっかくなのでありがたくお茶だけ戴きました。 そのうちに、かなりのお歳のおばあさんがどっかりとこたつに座り、おばさんと世間話を始めました。毎日がこんなふうにのんびりしているんでしょうね。 ちょっとだけうらやましかったです。
ここを訪ねることがあったなら、ぜひ受付のおばさんとゆっくり話をしてみたらいいと思います。………体だけでなく、心も温まる……と思います。 (№149入浴日20180926)
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投稿日:2018/09/26(水)
利用時期:2018年 7月~9月
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