………低料金の公衆温泉浴場。 話題になるから入っておく、っていうところか。 シンプルな浴場と言えば聞こえはいいけれど……小ぶりの湯舟を木造の物置のような建物で囲ってあるだけ………。値段相応ですね……。 駐車場が無いので、はるか手前の道の傍に車を留めて(自己責任です)急な坂を登りました。温泉地の硫化水素の臭いが強くただよっています。 尚、銀メッキのボールペンは黒くなるので身に着けておかないほうが無難です。過去、この近くの別の温泉に入るため、うろうろしていたことがありますが、胸に差したシルバーのクロスが真っ黒になりました。 入浴料金を扉の外にある料金箱に入れ、ドアを開くといきなり脱衣所。 右に靴棚、左は脱衣棚。脱衣かごが3つ。ウチ1つには某ホテルの名前がマジックで大きく書いてある。清潔感を考えると座ることがためらわれる椅子2脚。 化粧台、トイレ、カラン等無し。服を脱ぐためだけの狭い小部屋。床は板張り、マット等無し。壁はコンクリ部分がはがれ落ち、夏の夜はきもだめしに使えそう。 浴場。 すべて板張り。浴槽が1つ。(写真) プラの桶3つ、イス1つ。水道の蛇口が2か所。1つにはホースが付いているので、これは湯舟に水を入れて冷ますため、かな。隣の蛇口は掃除用? 照明は20Wの蛍光灯1つ。壁のやや高いところに明り取り用?の窓。夜はちょっと暗いかな。壁の板にはあちこちに落書きが目立つ。 ………ここはただただ湯舟に浸かって体を温めるだけの温泉。 でも、なんだかんだ言っても……ここは温まります。お湯だけのことを言えば 良質 なんですがね。泉質は柔らかく、結構熱め。 ただなぁ………、温泉の臭いが温泉気分を盛り上げてくれるものの、清潔感はどこかあさっての方向に行ってしまっているようで、それが気になるなら目をつむって入るしかないな。 さすがのビーチもお湯に10分強浸かっただけで ごちそうさま になりました。当然休憩するところはありません。 飲食物の持ち込み禁止と書いてありましたが、もし 飲食物持ち込み可 と書いてあったとしても、たぶんここに持ち込んで飲み食いするヒトは皆無と思われます。 (No.298入浴日20191217)
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投稿日:2019/12/17(火)
利用時期:2019年 10月~12月
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