| 建物に大きく 保科温泉 と書いてある。これがなければたぶん日帰り温泉には見えない建物だった。
 エントランス。受付へと敷かれた絨毯の上を歩いていると洒落たホテルに入ってきたような気持ちになった。
 受付前にある券売機で入浴券を購入、受付に渡し男湯に向かった。
 
 男湯の引き戸を開くと目の前に木製のレトロな靴箱。扉は木の枠でガラスを囲ってある。
 右隣ののれんをくぐると脱衣所。すぐ右にもう1つ靴箱。こちらは鍵がかかるスチール製。一応脱いだ靴はこちらに入れました。
 
 脱衣所の化粧台にカラン3ヶ所、ドライヤーが平たいカゴに無造作に2個置いてある。
 脱衣棚には各々カゴがあり、全部で24ヶ所。隣に鍵のかかるロッカー。
 
 浴室へドアは素通しガラス。開けると温泉の臭いに混じって鉄の臭い。
 もう成分はほとんど鉄??と思うくらい。
 
 浴室の真ん中から向こう側が大きなL字型の浴槽。
 見ると温泉がみごとにオーバーフロー。湯船の枠が浴室の床から3センチ位の高さ。
 壁の一部から温泉がとめどなく流れ出ているのに加え、入浴客が湯船に沈むとお湯がたっぷりと外に流れ出す。(源泉掛け流し です)
 大雨で川の水が道にあふれ出している光景を思い浮かべればかなり近い。(表現力が貧弱ですみません)
 よく見て浴室を歩かないと いきなり浴槽にドボン のお客さんもいるのではないか、と思ってしまった。
 
 カランは7ヶ所。カランとカランの間にシャンプーとソープのセットが置いてある。
 浴槽をのぞき込んだ。これだけ鉄の臭いがするのでさぞや茶色か、と思いきやお湯は澄明。手にすくってみるとやっぱり鉄の臭いが強い。
 
 湯船の縁、浴室の床共にあちこちがかなり黒い。これ、間違いなく鉄分のせいだな。
 浸かっているだけで貧血気味のヒトは良くなったりして。(そんなことないですよね)湯温はちょうど良い。(41,42度位か)
 しばらく入っていると肌が多少ツルツルしてきたような気が。
 
 入浴後、広間でのんびりできます。
 パンフレットを受付でもらおうとしたら切れている、とのこと。どうやらここのパンフレット人気があるらしい。
 ちょうど今日、5000部が印刷会社でできあがったんですよね、と受付のヒトが話してくれた。まだここには届いていない。うーん、残念!(№158 入浴日20181005)
 | 投稿日:2018/10/07(日) 利用時期:2018年 10月~12月 |