近くまで来ても道路に日帰り温泉があることの表示が見当たらなかった。ちょっとわかりづらかったです。(ビーチの見落とし?)
靴箱に靴を入れ、券売機で入浴券を購入。受付に渡すと№の入ったロッカーキーを渡してくれた。 尚、浴場の男湯前・女湯前にもコインロッカー(100円返却式)が各々8つずつあります。 脱衣所。 シンプルで古さが目立つ。ロッカー44、化粧台にカラン2、ドライヤー1。 浴場。 右側に6つ、左奥に5つ、カランが並んでいる。シャンプー・リンス無し。 左側に浴槽が3つ。真ん中はジャグジー。温度計は42度を指していた。 おもしろみの無いシンプルな浴場である……と、思っていた、が。
正面中央に角の部分が有り、そこに枕大の赤茶色の石が何個もコンクリートでまとめられて平らな舞台(たたみ1畳弱?の面積、高さ約40センチ)のようになっている。 そこに風呂桶とプラの風呂用イスがたくさん詰んである。 が、見るとそこの壁にもカランとホース付きのシャワーが1つ設置されている。 小さな舞台の上にカランがある、と想像してもらえばいい。イスと桶が邪魔でカランは使えないが、水はきちんと出た。 壁には赤茶色の石の説明書きが貼ってある。 なんでも 「糸魚川地域で採取できる姫川の薬石で、通称 虎石と言う。 お風呂に入れたり、くりぬいて茶碗を作ったりして使うと健康増進に役立つ。山梨県で置いてあるのはこの浴場だけ」とのこと。はぁ、そうですか。 だから、この石の上で体を洗って健康増進に役立つよう設定したんですね? でも、舞台のようになっているからここで体を洗っていると湯船に浸かっている全員から注目されっぱなしだ。結局は桶の置き場になってしまったのですね?
せっかくなので、ここは 「薬石舞台 カラオケ歓迎!アカペラでどうぞ」とか書いて張ってはいかが?と思った。(←冗談です、すみません) が、右壁のカランとカランの間に張り紙があり 蛇口に手をついて立ち上がらないで下さい と書いてある。お年寄りが圧倒的に多いんだな。舞台に立ったらかなり危ないですよね……。
あ、肝心のお湯ですが。 柔らかくて温まります。一番奥の湯船がやや狭くて壁に囲まれていて、気分が落ち着きました。近所の悠々自適なお年寄りが世間話にくる浴場だと思います。(№223入浴日20190307)
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投稿日:2019/03/07(木)
利用時期:2019年 1月~3月
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