入浴券購入用に自動販売機が置いてあった。大人は270円。 前のオバサンが300円入れたらおつりが20円しか出てこない。 彼女、あきらめて浴室に歩いて行った。
さて、ぼくが300円入れたら今度はおつりが10円だけ。 後ろのオジサンに「おつり、だんだん少なくなってますね。次は出てこないかもしれないですよ。」と言った。オジサン、不安そう。
受付の若いお兄さんがおつりの出口をたたいていたら10円玉が3個出てきた。 彼、10円を持ってオバサンに返しに行った。
さて、風呂。 入ったとたん、イスや風呂桶の音が浴場に響いている。 ああ、ここは「公衆浴場」ではなくて、「銭湯」だな。 でも、ローマの浴場を思い出させるような雰囲気だ。 天井が高い。一部スリガラスになっていて西日が明るかった。
内湯は結構広々としている。30人一度に入っても大丈夫、か。 お湯はやや熱め。温泉の匂いがかすかにする。快適!
カランは13箇所。でもシャンプー、ボディーソープなどは一切置いてない。 全部自分で持ち込みしなければならない。ま、入浴料金が270円だからね。
手ぶらで来て、それらを購入することも出来る。 あの自動販売機で石けんは110円、ボディーソープなら410円、タオルは200円、バスタオルは900円を入れ、引換券を買う形。(その券を受付に出して石けんやタオルを受け取る。)
内湯に入りながらふとガラスの引き戸が目に付いた。 瞬間、ミストサウナだ と思った。
行ってみるとなんと、露天風呂。 狭いっっ!内湯に比べ全然目立たない。 うーん、「自己主張の弱い露天風呂」? 「内気な露天風呂」……か?
狭い上に、3方は建物の壁、残る1方向も壁。壁に取り囲まれている。 空を見上げると建物の屋根が張り出してきていて、空は5分の3しか見えない。 いやぁ、「弱気な露天風呂」だな。
湯船に足を入れてみた。 なんと、結構熱い!!! ここで、首まで浸かるヒト、いるんだろうか。
…しばらく見ていたら、いるんだなぁ、そういう熱い湯が好きなヒト。 どっぷりゆっくり浸かっている。平気なんだろうか………???
で、まねして腰まで浸かってみた。…ダメだ!20秒もたなかった。
「内弁慶の露天風呂」だ。ぼくには無理だな……。
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投稿日:2016/11/16(水)
利用時期:2016年 10月~12月
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