ホテルニュー塩原付属の温泉施設。 ホテルと川をはさんで建てられていて、ホテルから湯仙峡に渡り廊下が架けられている。 かつては湯仙峡の建物から直接入る入り口があり、入り口近くにレストランもあった。でも、レストラン閉鎖に伴って、建物の入り口も閉鎖した、とのこと。 だから湯仙峡に入るにはホテルニュー塩原の正面玄関から入ることになる。 ホテルのフロントには日帰り温泉専用の受付があった。
さらに、日帰り温泉の入浴客にホテルニュー塩原の 岩風呂 も解放している。 フロントの担当者が、 日帰り温泉のお客さんは 入れるのは湯仙峡だけだ と思っているんですよ。西館(本館)の岩風呂も入れると伝えてはいるんですけどね。 と残念そうに言っていた。
さて湯仙峡。温泉の浴室自体は古いが重厚、という感じを受けた。 内湯。湯船は1つ。カラン16ヶ所。カランとカランの間に仕切りがあり、その幅がやや広い。ゆったり洗える。
露天。正確には半露天。 5つの湯船を普通の浴室のように囲ってあるが、外側に張り出した部分の天井が板の柵になっている。外気が全部入ってくる。雨の日は柵からボタボタと雨水が落ちてくるだろうし、冬は厳冬を満喫?できる?川をはさんで向かいがホテルの客室になっていて中が見えてしまうので完全な露天にできなかったんだな。
露天の湯船は熱め・普通・少しだけぬるめとメリハリのきいた湯温になっていた。 立ち湯、という湯船があり、1メートルくらいではんぱな深さ。 でもこれがよかった。 ビーチの腰痛は立っていたほうが痛みを感じない。立ったまま温泉に浸かれるのが今回はとても楽だった。
ただ、洗い場の ぬめり が気にかかったけれど。 脱衣所には鍵のかかるロッカーが96。脱衣かごが30。
せっかくなので西館の 岩風呂 に入ってみた。 内湯のみ。大きな湯船の壁側が岩になっていて温泉が多量に勢いよく流れてくる。流れ落ちる音がうるさいくらい。 岩を見て音を楽しむ?浴場、ですね。 カランは25ヶ所。
脱衣所は脱衣かごのみ。ただし、鍵のかかる小型の貴重品入れが設置されていた。
湯仙峡は清潔さに少し難あり、だったけれど岩風呂は文句なく清潔。 湯仙峡で ん? と思ったらぜひ岩風呂に移動して見るべし。(№86)
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投稿日:2018/03/14(水)
利用時期:2018年 1月~3月
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