文字通り「五月晴れ」となった6月19日の昼下がり。 東南に開けた露天風呂が実に快適だった。
岩で囲まれた湯船、そこを取り巻く樹木は梅・柿・ドウダンツツジ・百日紅・雪柳そして南側に植わっているカエデ。 夏は南の直射日光を遮ってくれるだろうし、冬は落葉して柔らかな光を湯船にまで通してくれることと思う。なかなか考えたな………
ただ、やや高めの塀が邪魔して周りの山々の緑を楽しめない。 それが少し残念だった。(これ以上低くすると外から覗かれる、から?)
でも、風のそよぐ音と岩からわき出した湯の流れゆく音が心地よかったな。 (快晴と湿度の低さとそよ風、のため??か?)
内湯は3つ。打たせ湯が2カ所。 黒潮風呂 と記載のある大風呂。サウナの隣にある水風呂。 そして 季節の湯 と記載のある湯船は紫色の湯で満たされていた。 ……何かの薬湯??赤ジソで薬湯を作った?? そう考え、湯を手にしたが何の匂いだかわからない。
入浴後、脱衣所に出てやっと ラベンダーの湯 との記載に気がついた。 ラベンダーの匂い、全くしませんでしたが。
肝心のお湯。どこもややぬるめ。でも初夏から秋口にかけてはこれくらいの湯温でいいのではないか、と。(温度計は41度を指していました) 肌にはとても柔らかく感じました。
脱衣所は掃き出しになっていて外のバルコニーにはイスとテーブル。 テーブルの上には灰皿。ああ、ここで喫煙も可能なんだ。
脱衣所。ロッカーの数は余裕。190を超える。 でも、カランは15カ所だし、露天・内湯・サウナが満員だったとしても一度に入れるのはまあ50人だな。 ……と、ここまで書いて気づいた。 入浴後、大広間でのんびりできるんだ。貴重品を確保しておくためにやっぱりそれだけのロッカーは必要なんだな。
ちょっと驚いたのは脱衣所の壁に貼ってある入浴時の注意書き。 英語、中国語、韓国語、までの言語はかなりの温泉浴場に見られるけれど。 アラビア語も記載があった。……オイオイ、中東の方、入浴にくるんですか??
西湖が至近のこの温泉。 湯上がりに 湖のほとりをそぞろ歩き………誰かと一緒にしたら楽しいだろうな。
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投稿日:2017/06/19(月)
利用時期:2017年 4月~6月
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