久々に温泉はしご。 薬草湯を全面に押し出している温泉施設。建物前の広い駐車場に車を停めると秋の気配が感じられた。 受付はコロナ対策が万全。見事にビニルで覆ってある。 脱衣所入り口前に本日の薬草湯に使っている生薬の名前が列記されていた。男湯、女湯で違う生薬・効能になっているんですね。 で、本日男湯は艾葉(がいよう:ヨモギの葉)。これ、荒れた肌にはとても有効。実は痔にもかなり効果がある。女湯は陳皮(ちんぴ:ミカンの皮)。これも肌に優しい。本当は服薬すると胃に良いんですけどね。 施設のHPを見ると薬草湯の構成を担当している薬局名が出てくる。力、入れてますね。 浴場に入るとほのかに薬草の匂いがしてきた。右側にサウナ。やや熱め。 浴槽は水風呂も含めると4カ所。大きな湯舟とその奥のグリーンティー湯、隣の薬草湯。 あちこちで見かけるような「薬草を入れた布袋を浮かべておく」という手法を取らず、薬草を煮出した汁を入れてあるのだと思う。手にすくうと嗅ぎ慣れた漢方薬の匂い。その浴槽の真ん中からは気泡がたくさん出てきていて、これがホント快感だった。 たぶん、だけれど、意図的に薬草湯は薄めてある。匂いが独特ですからね。世の中にはビーチのように薬草湯大好き、という人ばかりではないですから。 でも、ここまで薬草湯に力を入れてPRしているのだったら、お客さんはそれなりに覚悟して来るはず。だからもっと濃くしてもいいのではないか、と思いました。 隣りのグリーンティー湯にも入ってみた。けっこうぬるめ。が、こちらはお茶の匂い、しなかったです。
サウナで火照った体を冷やすため?ドア(星の園、と書いてある)を開けて外に出られるようになっている。(最初露天風呂だと思った。) 長い椅子が窪みを囲むように設置してあり、涼めるようになっていた。露天の1/3は植え込み。キンモクセイかな? 長椅子の上部に屋根がかけられていることもあり、空は一部しか見えない。 ……ここ、たぶんかつては 足湯 だったのではないか、と勝手に想像した。 星の園、となっていたが、夜になると植え込みや塀に明かりが灯り、これでは星を眺めることはできないな。 薬湯以外をみればごく普通の温泉です。カラン12カ所だったから、混んでくるとちょっとキツイかな。可もなく不可もなし、だな。(No.313入浴日20201001)
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投稿日:2020/10/01(木)
利用時期:2020年 10月~12月
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