天空の湯、の名前通り温泉に浸かりながら甲府盆地をのんびり見おろすことができます。 外湯は西向き。特に初夏から夏にかけての日照時間の長い時期は、夕陽に照らされた景色がとてもきれいに見えることと思います。 浴室に入った瞬間に軽いカルキ?の臭いがしました。でも不快になるほどでは無いです。12,3人位がちょうどいい露天風呂、同じくらいの大きさの内湯。 内湯にはさらに気泡浴と寝湯浴があり、バブルバスを楽しめます。寝湯浴の場所は3人分。ミストサウナも有り。 丘の上に建てた施設のため、浴槽・浴室の床は石のプレート。露天風呂につきものの 岩 がないのが少し残念。 床はきれいに清掃されていてぬめりが無く足をすべらせる、なんてこともないと思います。 外湯の温泉はちょっとぬるめ。ぬるめの湯が好きな私にももう少しだけ熱い方がいい、と思うくらいのぬるさ。 そのお湯。かなりのアルカリ性。PH9.5だという。ものの1,2分で肌がつるつるになる。つまり、直接的な言い方をすれば、本来弱酸性を保っている皮膚がアルカリによって少し溶けたためつるつるになっている、ということ? アカのたくさんたまったヒトにはいいかもしれないけれど、皮膚の弱いヒト、アトピーのあるヒトはちょっと気をつける、または避けた方がいいのかも。 カランは8カ所。隣のヒトのしぶきが飛んでこないよう仕切りがあるのがうれしい。 建築するときに気をつかってほしかったのが、お年寄りのための手すり。 湯船に入るため、露天風呂に入るための手すりが申し訳程度にしか設置してない。 それも太くてお年寄りの手にはつかみにくい。もう少し細いパイプを使ってほしかった。 脱衣所には化粧台が3人分。丸いイスが3つ。他に座るところは無い。だから温泉から出て脱衣所でのんびり座りたくても化粧台を3人が使っていれば当然座る場所が無くなる。これ、今からでもなんとかできるので籐の長イスでも置いて下さいな。 尚、脱衣所の壁に陣笠が2つ。直射日光の下で露天風呂に入るときにお使い下さい、とのこと。2つでは取り合いになると思いますが。 温泉に浸かって体を温める、神経痛・腰痛を治す、というよりは、はるかな景色をながめるためにのんびり温泉に入る、と考えて行く方がいいと思います。
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投稿日:2015/12/15(火)
利用時期:2015年 10月~12月
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