残念な温泉でした。
広い駐車場に車を駐めると木々に囲まれた建物がとてもステキに見えました。 玄関の横に大きな紅梅がきれいに咲いています。その下で料金を出そうと財布を開いたら、梅の花びらが1枚、はらりとその中に落ちてきました。 うーん、風流だ。期待しつつ入ったのですが………
入り口、ロビーは思いっきりシンプル。なんにも無い。靴箱に靴を入れ、受付前に立つと左側の廊下の向こうからおばさんが小走りに駆けてきました。 料金を払い、右にある脱衣所へ。 入り口横の壁に 長生きしたけりゃ銭湯だぜ!! と書かれた張り紙。
脱衣所。こっちもシンプル。鍵のかかるロッカー28個。カラン1つの洗面台にドライヤーが1つ。部屋の真ん中に正方形の木の台(椅子代わり)。 脱衣所から透明ガラスの扉で内湯へ、また、露天風呂も脱衣所から入る。内湯から露天風呂へは直接行けない。
露天風呂入り口 と書いてあるガラスの扉を開いて入ったら。 ……正面の駐車場方向には高さ1m50cm位の竹様のプラの塀がある。(写真) で、あとは両サイド・天井とも全部ガラスで覆われていた。 ちっとも 露天 じゃないだろっ!! 確かによく見ると岩風呂になっていて、かつては完全な露天だっただろうと推察した。武田館近くの露天を楽しみに来ただけに、失望感が大きかった。 その露天のお湯。けっこうぬるめ。気になったのは湯のにごり。循環濾過が不十分なのか?ということ。そのために濁っているのではないか、と。
内湯。両側にカラン5ヶ所ずつ、全部で10ヶ所。シャンプー・ソープは無し。正面奥に湯船が大小2つ。左が小さめの湯船。右に半分ジャグジーになっている大きめの湯船。こちらのお湯は澄明できれいでした。いずれも42度位。
入浴後。ゆっくり出来るのは受付の後ろ側にある12畳位の洋室。テーブル1つの両側に長椅子が2つ。手前にテレビ、奥にドリンクの自動販売機があるのみで、こちらもシンプル。
帰り際、受付のおばさんに露天風呂の件を尋ねてみた。 それによると、露天風呂は昔からあのようにガラスで覆っていたんだそうな。で、春や夏の暑いときにはガラスを開けて 露天 のようにする、とのことでした。 ……どう見ても、後から覆ったように見えたのですが。 (№224入浴日20190307)
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投稿日:2019/03/09(土)
利用時期:2019年 1月~3月
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