夏至の昼前。入り口に向かって歩いていると、ここは料亭か?と一瞬錯覚するほどだった。 門を入ると植え込み、その向こうに小ぶりの池。池の向こうには建物の中の食事処の座敷が見える。都会の喧噪とは縁が無いような落ち着いたアプローチ。
受付でリストバンド(ロッカーキー)を渡してくれた。 これでどのロッカーも自由に使える、と言う。 (実はこのキーが今回一番印象に残った。)
温泉・リラックスルーム・食事処、とのんびりするための設備がコンパクトに整っている。平日のお昼だったが、巣鴨だけにお歳の女性グループが目立った。
内湯。 カラン19カ所。それとは別に衝立のあるカラン4カ所。立ちシャワー4カ所。桶と椅子は木製。これ、見ていて気持ちよかった。 外に面した部分は全面素通しガラスだけれど、奥行きの深い浴室でなおかつ天窓が小さいため、脱衣所側は暗い感じ。ただ、どこを歩いてもぬめっていないのは立派。
寝湯。背中に当たるジェットバスがちょっと痛い。 大和桜の湯と記載された大きな浴槽は38度、ぬるめ。
露天。 桜雲の湯は42度の浴槽。 その隣にシルキーバス、と称した真っ白なお湯の湯船。 浴剤を入れているかと思った。超微粒子の泡を発生させてこのようになっている、とのこと。これは入ってみるべきだな。42度。もう少しぬるく感じだけれど。
サウナ。20人は入れそう。 温度がちょうど良く、汗をかくのには最適。テレビがサッカー・大迫選手の話題。ビーチの汗も 半端ない 量でした。
脱衣所。狭い。ロッカーがたくさん。 化粧台は脱衣所から通路を通って別の場所にある。カラン5、ドライヤー5。清潔感漂う化粧台だった。
で、リストバンドキー(プラスチック)の事。 ロッカー扉のカギの 溝 にキーの出っ張りをはめ込んで回す、とカギがかかったり開いたりする。 で、そのキーで1つのロッカーを使いつつ、別なロッカーも使うことが出来るのではないか、と考えた。 試してみた。 ……ダメだった。1つ使っていると、同じキーで他のロッカーのカギはかからなかった。なぜだろう。
帰り。受付の女性が ロッカー、カギをかけて来たようですね。忘れ物、大丈夫ですか。 と、ビーチの目を見て言ってきた。なるほど、キーは電気信号で操作されていたんだ。納得。(№104)
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投稿日:2018/06/21(木)
利用時期:2018年 4月~6月
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