昭和49年(1974年)深度1,353mから筑波山で最初の湯脈を発見された、筑波山唯一の自家源泉かけ流しの一軒宿とのこと。 この時の季節柄に加えて情勢の影響でお客はまばら…。かなり苦しい状況がうかがえる。 受付で会計を済ませ、案内を受けて浴場へ。 しっかりロッカーが設置されていて安心して道具などをしまえる。
脱衣後は大浴場へ。 檜の香りを感じながら静かに過ごす居場所というところは人がいなければ泳ぎたくなるくらいだだっ広い。程よく温まるもので、透明なお湯は心地よい。なお、カランは8か所で、アメニティはホテルらしく高級なものを使用している感じ。
露天風呂に行くのは大浴場からはいけず脱衣所から専用の出入り口で行かなければいけない。筑波山の木々が覆いかぶさる露天風呂はこちらも広さがあって羽を伸ばしてつかれる。大浴場よりも浅くされていて、半身浴に外気欲も楽しみたいならありか。 そして露天にあるつぼ風呂はおひとりさま専用で、心行くまで体全体を浸かったりして温泉の独り占めを楽しめる。 ウッドデッキでごろりんできるし、チェアーもあってしっかり休息もできる。
お値段は張るが、喧騒感なく静かに過ごしたい方にはちょうどよいかもしれない。
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投稿日:2021/03/06(土)
利用時期:2020年 10月~12月
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