内湯は本館に、露天風呂は別棟に設置されている。 両方入るためには服を着てから渡り廊下を歩いて入り直さなければならない。
そのため今回のレポートは露天風呂のみの内容になります。
狭い脱衣所で服を脱ぎ、扉を開けたら地方の一般家庭の庭に迷い込んだような錯覚に陥った。 庭に6,7人入れる湯船を設置した、と思ってもらえばいい。
カランは2カ所。 基本的にのんびり浸かるためだけの露天だ。
湯船には透明で柔らかいお湯がたっぷりとはられている。 わずかに温泉の匂いがする。ややぬるめ。 岩で囲まれた湯船の一部に突き出している大きな石にそっと座るとそれだけで落ち着く。
のんびりと浸かっていたら脱衣所の扉が開き、女性従業員が 「お湯の具合はいかがですか?ぬるくないですか?」と声をかけてくれた。
源泉を加温していることは脱衣所の壁に記載されていたが、確認をしに来てくれたことがうれしかった。
露天の回りはプラスチック製?の竹様の柵で囲ってある。 柵の外側は背の高い松が植わっているが、日光の山々を見渡せるようにその方向の木は伐採されて見晴らしがいい。見えるのは連山と田園風景だけですが………。 ただ、正面に高圧送電線のタワーがそびえていた。 それが景色の邪魔になっている。残念。(タワーは伐採できないし…)
柵の手前にはいろいろな木が植樹されている。ツバキ、アオキ、桜、紫陽花、百日紅、金木犀、松、欅等々。 小さなツバキの赤い花が目を楽しませてくれました。
脱衣所から出たところには申し訳程度の屋根がかけられていて、その下に3人掛け程度の木のイスがある。いたってシンプルな露天風呂だ。
脱衣所の壁の張り紙に 「露天風呂は大自然の真ん中にあります。…中略…虫に刺された場合は、ムヒやキンカンはございますので受付までおいでください。」 と書いてあった。
湯船を真ん中にしてきれいな写真が撮れたんだけれど、来るときには気がつかなかった廊下の張り紙に、帰るときには気づいた。
「露天風呂の施設内外及び周辺からの、映像・画像の撮影行為の一切を禁止させていただきます。私的撮影も禁止させていただきます。」 だって。残念!
次回の入浴で内湯のレポートを書きます。
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投稿日:2017/01/06(金)
利用時期:2017年 1月~3月
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