栃木の有名な湯治場。旅人・近隣住人が気軽に入れるような日帰り温泉だ。 玄関右側に靴棚。 脱衣所前に貴重品用ロッカーの中・小2種類(いずれも100円返却式)。 男湯の引き戸を開けると目の前の壁に神社の木の御札が貼り付けてあった。(お賽銭箱は無し)
フローリングの脱衣所に脱衣棚30、ロッカー(100円返却式)48。 化粧台にカラン4ヶ所、ドライヤー2つ。
浴場には大きな湯船1つと寝湯3人分の湯船。いずれも42度位か。 カラン6ヶ所。床はどこもぬめり無し。
サウナは狭く定員3名。78度を指していた。足元はそんなに熱くないけれど、首から上の空気には熱がこもっていた。
露天。岩風呂に太さ30センチ強の柱が4本立ち、屋根を支えている。 一抱えもある太い梁が天井を縦横に走っている。天井に付けられた柱から5本のロープが湯面の上方につるされていた。 ここがウリの 綱の湯。 浴槽の真ん中に大きな岩が設置され、岩の片面の下側はベンチ様になり、綱の前に座れる。 湯は澄明、柔らかくぬるい。長時間浸かっていてものぼせることはないな。
竹様になっているプラスチックの柵の手前はヒバ等の常緑樹。 岩のベンチに座り遠く山肌の紅葉を見渡そうにも、手前の高い樹木のため1部しか眺められない。 湯船の後ろにせまっている山肌の木々も秋色に染まっていた。
湯船に垂らされた綱。湯の中で体を支えるための綱だという。 小学校の体育館に設置されていた運動用のポールを彷彿とさせる。つかまって登っていく子ども、いるだろうな。
脱衣所にはかつての 綱の湯 のモノクロ写真が貼ってあった。(昭和中期??) 3畳ほどの狭い湯船に14,5人の全裸の女性が湯に浸かっている。綱は湯船の壁の上部1m位の高さから壁に沿って垂れている。その数本の綱に裸の女性がつかまっている。
現在の湯船(綱の湯)の深さは1m20cm位か。別に綱がなくても困りませんがね。 尚、当時の写真のモデル女性は全員80代前後の方でした。ま、湯治ですから………
入浴後は ごろりんるーむ と表示のある思いきり広い畳の部屋でのんびり出来ます。 そば・うどん・ラーメン等の食事を注文できる厨房が付いています。 畳の横の板の間は床暖房になっています。快適でした。 (№176入浴日20181112)
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投稿日:2018/11/29(木)
利用時期:2018年 10月~12月
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