あいにくの雨。 露天風呂に出ると湯船は2つ。 木の枠で作られ、屋根のある湯船。そして、岩で縁取られた湯船。 母屋からの屋根が張り出していて、その下に高さ約30センチ、奥行き約1.5メートル、幅7~8メートルのスノコの休憩場所がある。 そこでは入浴客がお湯に浸かってほてった体を横たえてのんびりしていた。
湯船に注ぎ込む湯口に 源泉掛け流しです との立て札あり。 お湯が柔らかい。脱衣所の成分検査表に 無臭 と記載されていたが、やや硫黄の匂いがした。 屋根の下で雨音を聞きながら浸かっていたが、屋根無しの湯船に移動。頭と肩に雨粒を受けながらの温泉も独特の趣有り。 体をじっくり温めるためには少し長く浸かっていなければならないような湯温だった。(源泉は51度)
コンクリートのプレートの床には場所によってぬめりが有り、注意して歩いて行かないとちょっと危険。 湯船のまわりにはツゲ・ツツジ・ナンテン・マツなどが申し訳程度に植樹されていた。
内湯は3つの湯船とサウナ。 水風呂と生薬風呂。そして大きな湯船は真ん中を湯面の5センチほど下で2つに区切ってあり、片方には電気風呂(2人分)、座って使うジェットバス(5人分)が設置されていた。(もちろん電気風呂はパス)
こちらの湯口には露天と同じように 源泉掛け流しです と記載があり、続けて 飲用できます とも書いてある。 カランは18カ所。ウチ6カ所は隣との仕切りがありしぶきが飛んでこないようになっていた。
平日の午後なのにけっこうなお客さん。お年寄りが多い。 温泉を楽しむのにはちょうどいい値段と設備(施設の中に土産物屋・食事処・マッサージ等有り)だな。
脱衣所が良くできている。カラン6カ所とは別にドライヤー専用の仕切りのある台が3カ所設置されていた。 鏡が付いていれば女性はお化粧をじっくりするのにとても便利だろうに。
温泉を出たら 飲泉処(写真) があった。 その横には栃木県北保健所からのお墨付き 飲泉許可証 が貼ってある。 丁寧に1日の服飲量まで記載がある。(1回170ミリリットル・1日510ミリリットルまで) 専用の使い捨て紙コップまで用意されていたので飲んでみた。(無料) 正直、おいしくない。わずかに塩味がした。
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投稿日:2017/04/11(火)
利用時期:2017年 4月~6月
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