温泉街の長い階段(365段)の途中にある有名な温泉。石段を登っていくとちょっと古風な建物が右側に佇んでいた。勾配の急な石段と良く調和がとれていて、なんとなく気になる。お客さんはこの情緒に惹かれて入ってしまうんだろうな?
靴箱に鍵をかけ(100円返却式)、受付で入浴料金を払う。正面には伊香保の石段を描いた大きな油絵が掲げてありました。これは素敵でした。 右奥は、石段側と石段下を透明ガラスで見渡せるフローリングの休憩室。
正面脇の廊下を進むと右側に男湯、奥が女湯。 元気の良い受付おばさんが大きな声で誘導してくれました。
脱衣所。棚52、脱衣カゴ27。 脱衣所と浴場の間にもう1部屋あり、鍵のかかるロッカー(100円使用)10、貴重品用小型ロッカー(100円使用)24が設置。洗面台3ヶ所にドライヤー2つ。扇風機が回っていて、壁に「鏡を曇らせないよう、スイッチを切らないで下さい。」と書いてある。 はぁ、鏡のための扇風機、なんですね?
浴場。水蒸気が部屋いっぱいで湯船に浸かっているヒトの顔が見えないほど。 入ると左右壁にカラン各々4つ。正面に大きな湯船1つ。その向こうは素通しガラスになっていて、外は濡れ縁。扉を開けて出れば石段の下方の景色を眺めることが出来る。 残念ながら曇天。晴れていれば遠く山々を楽しむことが出来る、と思う。 尚、1m50cm位の板塀が濡れ縁部分を覆っているので、湯船に浸かって景色を楽しむ、ということは出来ない。
その湯船。 やや熱め。壁の虎?を模した口から透明な湯がとめどなく吐かれて来る。湯船の中は薄い黄土色に濁っていて床まで見通せない。すくうと温泉の臭いがふわりとした。
温泉としては温まるのだろうけれど、ここの魅力は温泉・泉質ではなく、ひとことで言えば「石段の途中に佇む情緒ある温泉施設」ってところだろうか。 場所と見かけが良くてみんな入ってくるのだと思うけど。
入浴後、フローリングの休憩室で口コミレポのメモを取りました。受付の斜め前にドリンクの自動販売機が5つ。さらに足のマッサージ機・マッサージチェアも置いてありました。天井に設置されたエアコンからの温風が気持ち良く部屋を暖めていました。 建物から少し下がったところに専用駐車場(10台・無料)あります。 (№217入浴日20190228)
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投稿日:2019/02/28(木)
利用時期:2019年 1月~3月
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