近くの蓼科湖近辺でたっぷり遊んだあと、サッと汗を流すための温泉共同浴場だと思います。 建物前に駐車スペースが8台分ありますが、道の奥に専用の駐車場もあります。
コインランドリーが併設された小さな建物。ホントに共同浴場、公衆浴場という言い方が似合います。受付前の券売機で入浴券を購入しようと財布をガサゴソしていたら、受付のおばさん勢いよく話しかけてきました。 「シャワーが無いですからね、シャンプーも置いてありませんよ。石鹸はありますけどね。でも、源泉かけ流しですからね。」
その通りで、浴場の洗い場11か所の前にはボディソープのボトルのみが置いてありました。 タイルの壁を水とお湯のパイプが2本、横切っている。カランは普段使っているひねる形の蛇口で、お湯と水用のそのパイプから突き出ている。水は水道水、お湯は温泉とのこと。(受付より)
ちょっとあちこちずいぶん古いなぁ。 天井を見上げると、真ん中が一部さらに高くなっていて天窓が付いている。が、あちこちに黒カビ?が付いている。 浴室の真ん中に四角い湯船。温泉の匂いはしないがお湯は澄明で熱い。43度以上、かな。 湯船の壁側の縁に四角い木の枠が置いてあり、のぞくとコンクリの升がある。そこに温泉と冷泉のパイプが下に向けて設置されていた。 升から温泉と冷泉の混じったお湯が流れ出してくる。 時折ボコボコ、バコッ、グワッというものすごく大きな音(パイプから温泉と空気がいっしょに出てくるときの音、か??)が浴室内に響く。昼間はいいけれど、夜、たとえば1人で湯船に浸かっていたら、落ち着かないだろうなぁ。
シャワーが無いので、湯桶に水とお湯を混ぜて入れ、何杯も体に掛けていました。 ……けっこうこれが面倒……。
残念なことに入浴後のんびり出来る場所がありません。せいぜい脱衣所のビニルの長椅子(3人掛け・2つ置いてありました。)くらいか。長湯をしていたお爺さんがぐったりと椅子にもたれかかっていました。
お湯の温度は升のパイプに付いているバルブで調節出来るとのこと。 受付のおばさん 「お客さんが温度を変えるために水や温泉の量を変えるのはいいんだけれど、そのままにして出て行っちゃうからねー。」 と少しだけ嘆いていました。もとに戻してから帰るのがいいようです。(№269入浴日20190724)
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投稿日:2019/07/26(金)
利用時期:2019年 7月~9月
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