開湯200年の山田温泉を訪れた時に寄ってみました。
重厚で歴史を感じさせる建物は桃山風建築(信州高山温泉郷のパンフレットより)。
更衣室から浴室に入ると、湯船や床が木造で、天井も高く、その造りに驚きと開放感を覚えます。シャワーはありませんが、浴室の奥に木製の懸け樋(と言うのが正解かどうかわかりません)が通してあり、そこから4箇所程お湯の注ぎ口があります。その注ぎ口にはお湯のストッパーがしてあり、ストッパーを手前に倒すとお湯が流れてきます(やり方がわからず、地元のおじさんに教えてもらいました)。そこで体を洗ったり、掛け湯をしたりします。
湯船は内湯のみで、こじんまりとしたぬる湯浴槽と広いあつ湯浴槽の二つ。お湯は透明ですが、硫黄のかおりがして、湯花が舞っているのがよくわかります。
あつ湯は文字通り熱く、ぬる湯で丁度いいくらいでした。でも、地元の人はあつ湯にゆっくりと浸かっていました(さすが!)。 慣れないうちはあまり無理して長湯せず、湯船から出たり入ったりするのを繰り返すのがいいかもしれません。
それにしても湯量が豊富で、300円という料金で入れるとは、羨ましい限りです。 自然も多く、静かなところなので、普段忙しい人がリフレッシュするにはもってこいの場所ですよ。
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投稿日:2009/07/22(水)
利用時期:2009年 7月~9月
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