今日のニュースはどこも さくらももこ が亡くなった、という内容ばかりだった。国民的アニメの作者だったからなぁ。これで昭和がまた1つ静かに消えていく。
午前に続き峠を越えて温泉のはしご。 扉を開けて中に入ると 昭和 そのものがあった。ビーチが学生時代毎日通った銭湯にタイムスリップした気がした。(建物の横に数台分の駐車場。道の一番奥にも広めの駐車場あります)
男湯の引き戸を開けて入るともちろんそこには番台。 入るときには60代位のおじさんが座っていたけれど、出るときには50代位のおばさんが座っていた。そう、やっぱ番台にはおばさんが座ってなくちゃ。
太宰治が通ったとのことで、そのことを紹介した新聞や雑誌のコピーがロッカーの上部に何枚も貼られていた。裸のまま丁寧に目を通した。
ロッカーの横には竹で編んだざっくりとした丸い脱衣かごがいくつも重ねて置いてある。 化粧台の横にドライヤーが1つ。使用代30円は番台にお支払いください、と記載。 ドライヤーの横にお米屋さん達が使っていた大きな秤。パンフレットには 懐かしの体重計 と紹介されていた。うーん、昭和だ。
脱衣所と浴場の間は全面透明ガラス。 浴場の真ん中にはひょうたん型の湯船。ひょうたんの くびれ の部分に仕切りがあり、大きい方の湯船は、底と側面5カ所から泡が勢いよく吹き出ている。やや熱め。 小さい方の湯船、もう少し熱め。
一番奥にサウナ、その手前が水風呂。体感温度30度強。 水風呂とひょうたんの間にもう1つ四角い湯船。ボコンボコンという大きな音と共に底から大きな泡が吹き出している。すごく熱いんだろうなー、と思いつつ手を突っ込んだらぬるかった。 カラン18カ所。銭湯なのでシャンプー・ボディソープなどのサービスは当然無し。 カランは昔の銭湯と同じ。押している間だけお湯や水が出る。 脱衣所に張り紙があったが、ここのシャワー・水風呂まで全部源泉を使っている、とのこと。それが ウリ らしい。
サウナの後、水風呂に浸かっていたら75になるというおじいさんが話しかけてきた。ここのひょうたん型の湯船は40年前にはすでに設置されていた。この近辺の銭湯は数年前から廃業が続き、どんどん数が減ってしまった。等々のんびり話してくれました。 (№135入浴日20180828)
通信中...
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投稿日:2018/08/30(木)
利用時期:2018年 7月~9月
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