以前利用したことがあり、今回は久しぶりの利用でした。 地元の社会福祉協議会が入った建物は結構立派なもので、途中の通路の外には無料の足湯も完備されているようでした。 受付スタッフはお高め温泉リゾートの営業スマイルとは違って、昔ながらの銭湯のおっちゃん、おばちゃん(お姉ちゃん?)といった感じでした。 館内はこじんまりとした感じながら、休憩スペースが幾つも用意されていて、ちょっと多すぎません?と、感じるほどでした。椅子席、テーブル、畳スペース、テラスと、これでもかというほどスペースがあるのは、以前は稼働していたレストランが閉店して、休憩スペースになっているためのようでした。 ただ、これだけのスペースがありながら、そこですることがない! ロビーにテレビは設置されているものの、漫画や雑誌といったものが用意されておらず、館内の一角に整体ルームはあるものの時間を持て余してしまいます。 脱衣場はちょっと狭く、ロッカーのカギは受付で受け取るのではなく、ロッカーに付いているものを利用して、終了後はロッカーに付けたままにします。脱衣場には無料のドライヤーとブラシ、綿棒が設置されていました。 浴室内は御影石調の結構高級感のある内装で、天井も高くてゆったりとした感じです。洗い場にはリンスインシャンプーとボディソープ、洗顔石鹸が用意されていて嬉しかったです。 内風呂は循環式で、消毒用の塩素臭がするのが残念でしたが、露天風呂はかけ流しで、高PHの泉質のためか、肌ツル感があって、温泉らしさを感じられます。その他、広めのサウナスペースと内風呂のジャグジー等、必要十分な設備は整っていますが、一つ気になったのは、浴場に設置されている引き戸(吊り戸式かな?)に、「戸が外れる恐れがあります。ゆっくり開け閉めしてください。ゆっくりゆっくり」との表示があって、ドキドキしながら開閉しました。 館内には歩行専用のプールもあるようでしたが、こちらの方は利用しませんでした。 全体的に見て、お風呂は十分満足のいく内容だと思いますが、館内で滞在する目的が何もなく、非常にもったいない感じがしました。これからファミリー向けのサービスとして絵本等の設置や健康体操、各種イベントの開催等を模索されているとのことで、510円という入館料がとってもリーズナブルに感じられる素敵な施設に変身してほしいと思いました。
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投稿日:2016/03/15(火)
利用時期:2016年 1月~3月
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