白骨・乗鞍で染み付いた硫黄の匂いを落とすべく地図の温泉マークに引かれて 行ってみた。乗鞍からのスーパー林道は閉鎖されているので野麦街道から林道に 入ると、15分くらい走った所にひっそりと2軒の宿があった。野麦荘! と大きく書かれた看板をみて宿に入り立ち寄り湯をお願いすると快諾。 薄暗いロビーを通り抜け突き当たりが風呂場であった 浴槽内に入り架け湯をすべくおけを湯船に向けると・・・うぉぉ!千枚田ができている さらに浴槽の縁には温泉成分が蓄積され浴槽に向かって突き出すように石化されている 一般の温泉宿でこれほどまでに温泉成分が石化しているのは初めて見た よっぽど温泉が濃いのだろう、やはり浴槽内には無数の湯の花が舞い上がっており 良い泉質というのが一目瞭然である。お湯は無色透明に近いが若干茶色い緑? 飲泉できるので飲んでみたがやはり鉄の味、普通鉄分が多い温泉だと濁る場合が多いのですが源泉架け流しの湯量が多いためか酸化せず透明度が高いようです 炭酸水素塩泉との事だが炭酸のしゅわしゅわ感や塩分は感じられない、帰ってから 調べると源泉架け流し(時期により加温)未消毒との事・・・これは生の温泉ですな この奈川温泉は隠れた秘湯・名泉だと思う、温泉通には是非オススメしたい
通信中...
|
投稿日:2010/09/24(金)
利用時期:2010年 7月~9月
|