箱根湯本の駅を出て右の高台を見上げると大きく かっぱ天国 と壁面に記載があった。上っていく手前で 女道 と 男道 の2つに別れたので迷わず男道を採用。85段の階段の途中には足湯に行く小道もあった。
古く小さな旅館を思わせるような入り口。100円返却式の靴箱があったが受付のオヤジさんが 100円入れると戻ってこないのでお金は入れないで使ってくださいね、とのたまう。
入浴料を支払い、階段を上がる。浴場は高台の斜面に沿って造られている。受付を1階とすると女湯が2階。男湯はさらに階段を上がって3階。
3階脱衣所に向かって歩くと………ひなびた温泉 などという生やさしい表現が出来ない バラックのような浴場施設(すみません!)が現れた。
柱がむき出し。2階屋根を覆う半透明の波板が3階の廊下のすぐ横に。その上にゴミ・埃・ドングリも。廊下は窓・壁無しのむき出し。
大きな台風が来たらバラバラになるのではないか、というような…………。
たどり着いた脱衣所。
板張りの床と壁。歩くと床がギシギシいう。
100円返却式ロッカー20。脱衣棚16。洗面台2つ、ドライヤー1つ。
透明ガラスを通して浴室の浴槽がよく見える。
浴室。岩で囲った湯船が1つ。(写真)湯船の壁の上部にかっぱの石像が。
カラン3カ所だが、1カ所は鏡がはずれている。残りの2つの鏡も水垢がひどく半分使えないような感じ。
浴場の片隅にアオキが植栽されていた。その横に、床用ほうきが上下逆さに立てかけられている。………いいんですかね、こんなことしておいて。(今の若い人たちはわからない?気にしない?だろうから問題ないか………)
源泉掛け流しの湯は澄明、41度位。しばらく浸かっていたら肌がツルツルしてきた。泉質はけっこう良いのではないかと思います。
オーバーフローしているのですが、どこからお湯が注がれているのかわかりませんでした。
じっと浸かっていると浴室の有線?からの軽音楽に混じって遠く駅周辺の喧噪が届いてきます。
ビーチはこのような温泉がキライではありませんが、清潔第一というヒトには向かないと思います。
入浴後、受付の後にある食堂兼休憩所で口レポをメモりました。室内ですが外履きの休憩室になります。麺類・お酒等々用意されていました。(№212入浴日20190216)
投稿日:2019/02/17(日)
利用時期:2019年 1月~3月