入り口から建物の中に入り、中を見渡すとけっこう空間が広く、開放感大。
設計士さんたち、この建物の設計を楽しみながらやったんだろうな、と思わせる部分がいくつかあった。
たとえば、2階への階段を上がっていくと階段を歩くヒトに風が当たるように丸い空気孔が壁にいくつか開いている。
2階の通路はたっぷりの余裕を持った幅で、階下を見下ろせるように柵は透明のガラス。浴室へと続く通路は階段とゆっくり歩いてみたくなるようなスロープが併設。
期待しつつ浴室に入ったけれど、浴室は機能性を重視ししたのだろう、遊び心が見あたらない。
浴室に入るとすぐに13カ所のカランが左右に並んでいる。
内湯は3つ。入って正面左に6畳ほどの湯船。
通路を挟んで右に3畳ほどのバブルバス。その隣に同じ大きさの水風呂。水風呂の近くにサウナ。
露天に出ると右に四角の湯船が一つ。
左側に打たせ湯が2カ所。打たせ湯にしては思いっきり殺風景。
壁から突き出たパイプの下にイスが置いてある。
お湯が出ていなかったので故障中?かと思ったら。入浴客が来て、パイプの下のボタンを押した。
パイプから勢いよくお湯が出て来た。お湯は数分で自動的に止まる。
なるほど、壁の白い小さな四角はボタンだったんだな。気がつかなかった。
ビーチも早速パイプの下に行き、ボタンを押してみる。けっこうな水圧。
打たせ湯を 楽しむ という感じではなかったな。
華奢な女性なら ただ痛いだけ になってしまうのでは。
がっしりした体格の男性に 肩こり がある時に使う打たせ湯だな。
お湯に浸かっていてとても気に入ったのは、採光。
浴室の外側部分は全面ガラス。浴室が2階なので見えるのは露天風呂と東側の空だけなんだけど、開放感たっぷり。
天井の西側が天窓になっていて西日がキレイにオレンジ色。(すりガラスなので直射日光は入ってこない。)
建築士さん、あちこちの浴場には行ったことがないけれど、採光のセンスはあるヒトだな、と思いましたね。(№91)
投稿日:2018/04/13(金)
利用時期:2018年 4月~6月