ホテル・旅館が開放する日帰り温泉はどこに行っても大きく外れることがない、ということは以前からわかっていましたが・・・・ま、値段(入浴料金)なりの温泉ですね。
料金はホテルフロントではなく、フロント斜め向かいにあるお土産屋さんのさらに奥にある日帰り温泉受付?で支払います。
建物自体が海に面しているので、それを十分に生かした浴室・露天風呂でした。
内湯の湯舟から透明ガラスを通して外が見えます。横には別の湯舟があり、真っ白な微細気泡の湯を楽しめます。
内湯から1段低くなった露天に出ると、建物から引っ込んだ部分に深さの異なる湯舟が2つ並んでいます。皆さんここに並んで海を眺めていました。海からの波音が気持ちよく聞こえます。(ただし、塀があって波打ち際は見ることができない。)空を見ると雲一つない青空。中空には半月。贅沢な時間でした。ただ、開けているのは南側だけなので、朝日・夕日を楽しむことはできないことが残念!
フリースペースの施設側には岩盤浴(正確には石板プレート浴、か)3人分と湯休みベッド(床に簡易マットが敷いてある)3人分。この石板浴が気持ち良かった。ガラスの仕切りが海風の直撃を防いでくれて、なおかつ波音が聞こえてくる。全裸でも寝ていたら熟睡しそう。実にきもちよかったです。
尚、日帰り入浴では入浴後に脱衣所から出てしまうとのんびりゴロゴロできる場所がありません。この「湯休みベッド」でゆっくり休んでから退館するのがおススメです。(フロント前のラウンジの応接セットで座って休むことは可)
内湯には仕切りのある洗い場12か所。足腰の不具合のある方用に椅子設置のカラン3か所。さすがホテルです。
サウナは定員4人ほどの部屋が申し訳程度に設置されていました。90℃を指していましたが、もっと温度は低いような気がしましたね。
尚、脱衣所に珍しいロッカーが。普通のロッカーの他に縦型ロッカーを2人で使うようになっているロッカーもありました。(書いて説明がしにくいのでぜひ行ってみてください。)
海を眺めてのんびりお湯に浸かっていたいヒトはそれなりにのんびりできると思います。ただ、内湯から露天に出る床がけっこうぬめっています。張り紙もありましたが、要注意です。(№444:入浴日20250901)
投稿日:2025/09/01(月)
利用時期:2025年 7月~9月