秋田で唯一の銭湯「星の湯」を目指し、降り積もる雪の中、到着。
人1人しか立てないスペースの玄関で雪まみれの長靴を脱いでいたら
中から「いらっしゃいませ〜」と声が聞こえた。
中に入るとすぐ脱衣所。番台で360円を手渡す。
脱衣所は8畳あるかないかの空間で
棚もロッカーも無く、無造作に置かれた大きめの木製の円形カゴが10個くらいあった。
鍵付ロッカーなんて無くても誰も物取りする様な雰囲気が一切ないのが不思議だ。
ガラス扉1枚で、すぐ浴室。この近さがなんともいい。このシンプルさが逆に新鮮。
洗い場には無駄なものは一切無く、洗い場と浴槽のみ。狭いが心地良い狭さだ。
カランはお湯、水、シャワー湯(固定式)が装備されている。
固定式のシャワーを見るのは何十年ぶりだろうか(笑)
ケロリンの桶は立派だが、イスが極端に小さくて高さも低い。
子供用みたいなイスで大人がヒザをグイッと曲げて洗うのは体勢的にきつかったが
隣のおじいさんもそうやって洗っていたので、それに倣い洗ってみる。
シャンプー類は常備されてないので持参のセッケンで洗った。
浴槽は大人6人でいっぱいくらいの大きさだがジェット気泡が出ていてGOOD。
そして驚きだったのが、お湯の熱さだった。
体感として44度くらい。皮膚が焼ける程の熱さ。ヤケドするんじゃないかと思うくらい。
とにかく熱い。低めに見ても43度は絶対ある。
お湯の投入口から一番遠い所に入っていても相当熱い(笑)
もしかして45,6度あるかもしれない?
しかし、この熱さがクセになった!
熱湯風呂→洗い場で冷水を被る→熱湯風呂→冷水、、、
これを5回くらい繰り返した(笑)
もう上がろうと思うのだが、もう一回熱いお湯に入りたくなってしまう不思議。
熱い風呂というのはそれだけでいいものなのだと実感した。
満足して上がった脱衣所に、ミニ自販機があったので
ミネラルウォーターを買って飲んだ。
外へ出ると一面雪景色、あったまった体にはちょうど良い冷たさだった。
投稿日:2012/12/19(水)
利用時期:2012年 10月~12月