ひと言で書くと、落ち着いたホテルのひなびた温泉露天風呂、というところか。 宿泊施設の温泉を一般に開放している。 梅雨に入りあいにくの雨。この雨が露天の情緒をさらに盛り上げてくれた。
フロントで料金を払い、廊下奥の浴場へ。脱衣所に入り、ここで下足を脱ぐ。 外来を想定していないのだろう。靴箱が無い。 脱衣所。ちょっと狭いが丁寧に掃除がされている。 鍵のかかるロッカー18ヶ所。宿泊者用?の貴重品ロッカーが並ぶ。 化粧台にカラン3ヶ所、ドライヤー3個。さらにヘアトニック・リキッド・グルコサミンクリーム・育毛クリーム等々色々並んでいて楽しい。 壁にあるお風呂に入るときの注意事項。国際的でした。 なんと英語・中国語(簡体字・繁体字)・ハングル・フランス語・スペイン語・ポルトガル語・ドイツ語・ロシア語、で書かれている。やっぱ日本の「日光」ですね。
浴場に入ったとたん、イオウの柔らかな匂い。いきなり温泉気分に入り込むことが出来ました。内湯・露天共に青みがかった乳白色。やや熱め。ガラスを通して露天風呂が見えます。(写真) カラン8ヶ所。木のイスと桶が重たいのは木の種類のため、でしょうか。 露天。 岩で囲まれた湯船は小ぶりなものの、まわりの笹やおなじみ日光杉が情緒ある温泉気分に誘ってくれている。樋の無い屋根から落ちてくる雨音、岩の上部から流れ出している温泉が注ぐボコボコという音が本当に心地良く響いてきました。(雨、降っていてよかったです)
ただ、脱衣所を除く浴場施設が古い。どこを見ても年季がたっぷり感じられる。カランの前の鏡はガラスの後ろの 塗り が一部剥げてきているし、露天への扉も古さが目立つ。 このあたり、もう少しなんとかならないでしょうかね。 温泉の泉質がとても上等だっただけにちょっと残念でした。
温泉から出た後は、ロビーの応接でPCを打ち、口コミ作成しました。無料ワイファイも飛んでいます。 隅に置かれたコーヒーセット。その横に小さな貯金箱が置かれ、コーヒーをお飲みのお客様はお気持ち程度をお入れ下さい(宿泊客を除きます)、と書いてある。こういうの、いいですね。 また、フロント従業員は嵐を思わせるようなイケメン。実にキビキビ応対をこなしてくれた。感じよかったです。もてるんだろうな………。 (№256入浴日20190610)
通信中...
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投稿日:2019/06/10(月)
利用時期:2019年 4月~6月
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