秩父の市街地からけっこう車を走らせた山の中腹。道から側道の急な坂を下ったところにあった。建物前に駐車場8台分。 坂の手前、道の端にも何台か駐められます。
入り口の扉を開くと右斜め前が受け付け。正面に21畳のたたみ休憩室の入り口。 脱衣所。 脱衣棚32。その各々に脱衣カゴが収まっている。鍵のかかるロッカー10個(100円使用)。尚、中型の貴重品ロッカー(100円使用)が受け付け斜め前にたくさんあります。 化粧台にカラン3ヶ所、ドライヤー1つ。 キレイに掃除されている。
こちらのウリは薬草湯。これに興味を持ってここまで来る気になった。HPを見るとこちらで山の薬草を調達し、使用している、とのこと。 ところが壁に 「最近色が薄くなってきた、という指摘を頂いている。(薬草の)衛生関係のために消毒をかけているため、薄くなってしまったものと思われる」との内容の文書が貼ってあった。
さて、入ってみた。 浴場。カラン7ヶ所、ボディソープ・シャンプー・固形石けんのセットがカランとカランの間に6セット。 湯船は大小2つ。いずれもぬるい。41度くらいか。 奥の湯船の色が薄茶色。こちらが薬草の湯かな。手ですくって臭いを嗅いでみるとほんの少し薬草の臭いが。おそらく言われてみなければわからないと思う。
露天の湯も薬草湯だが、湯船が全部木製なので木の匂いと間違えそうだった。 薬草は目の粗い袋に入れ、湯船に浮かせておく方が色も匂いも出てくるのではないかなぁ。……ま、薬草湯は専門から多少外れるのでなんとも言えませんが。
南向きの露天からの眺めがよかった。 柵の下の方の竹を少なくし、湯船に座っていても外の景色を眺められる。(写真) なかなか考えましたね。 落葉樹の枝の間から下の河原が見える。 初夏や秋はまたそれなりの趣の景色を楽しむことができるんだろうな。 ビーチは陽の光が好きなので、湯船に浸かったまま春の柔らかな陽を存分に楽しませていただきました。……ただ、思ったよりも体は温まらなかったなぁ。
入浴後、こちらも南向きの休憩室でのんびりしました。残念ながら食事の施設はありません。かといって飲食物の持ち込みも不可、です。自動販売機にはジュース・お茶・ビール等のみ。食事を済ませてから楽しむ温泉です。(№216入浴日20190222)
通信中...
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投稿日:2019/02/22(金)
利用時期:2019年 1月~3月
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